書道家・石田萬世による「伊賀と都島の楽しみ方」

伊賀市在住の書道家による伊賀市と大阪府都島の紹介ブログ

書道パフォーマンスを久々にやりたい

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こんにちは。日本書道芸術院の理事・審査員の石田 萬世(@bansei_info)です。
今回は書道パフォーマンスについてのお話です。
jmty.jp

実は書道パフォーマンス経験者です

書道パフォーマンス、実は私も過去にやったことがあります。
書道家の稲葉恵秀さんと一緒に谷汲赤い電車まつりにて一緒にプレイさせて頂きました。
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個人的にはそれ以前には未経験のことだったので、とても良い経験になりました。
また久々にやりたいなあと思っていてYoutubeを見ていたのですが、書道パフォーマンスの甲子園たるものがあるようです。
www.youtube.com
めっちゃすごいですやん…これが昨年度、優勝した高校の動画のようです。
衣装、音楽、世界観、ここまで突き詰めると、もうこれは書道という枠を超えた新しい芸術のように思えますね。演劇やミュージカルに近いものを感じます。

私の認識としては、書道とは自分と向き合うことで上達するもので、個人プレイという認識が強かったです。
現に、稲葉恵秀さんとのパフォーマンスも、あくまでも"個"と"個"の掛け合いというイメージで行っていました。

しかし、最新の書道パフォーマンスは異なりますね。完全にチーム競技。
次回私がチャレンジする際は、そういった固定観念から変えていかないといけないかな、と思っています。

古今東西、書道は変わらないと思っていました。しかし、どんどん書道も進化していますね。
時代に即して私たちも変わらないといけないのかもしれません。

書道パフォーマンスの沿革

書道パフォーマンスは2008年に愛媛県立三島高等学校書道部が音楽に合わせて歌詞を「書のデモンストレーション」として披露したのが始まりと言われています。
高校生から始まった文化だったのですね。
大人の書道家は、こういった文化に対しては懐疑的になりがちで、邪道を考える人が多いです。

しかし、それが全国に広まり、毎年"甲子園"として開催されるようになったという事は、それは時代の波に合っていたという事です。

書道パフォーマンスは、甲子園という形だけでなく、書道家のショーとして行われることも増えてきています。また、文化祭や市民祭などでも行われるようになりました(私が参加したのもコレです)。
また書道パフォーマンスをしたい気持ちが芽生えてきましたね。
どなたか、もしよかったら一緒に書道パフォーマンスをやりませんか?

お誘いお待ちしております!

大阪府都島区の書道教室情報】
都島区 内代福祉会館老人憩の家
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【講師】
日本書道芸術院 理事・審査員
石田 萬世(いしだ ばんせい)