伊賀のふるさと納税で「忍者の携帯食」がもらえる!
こんにちは。日本書道芸術院の理事・審査員の石田 萬世(@bansei_info)です。
ちょうど今(2018年12月11日18時現在)知ったのですが、伊賀のふるさと納税では、「忍者の携帯食」がもらえるそうです。今回は、この忍者の携帯食について紹介したいと思います。
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兵粮丸は戦国時代のカロリーメイト
『兵粮丸』は、戦国時代の携行食で、昔のカロリーメイトという感覚でしょうか。兵粮丸は、効率よく体脂肪を燃焼させることができます。また、同時に生薬の配合による滋養強壮、鎮静効果、抗ストレス作用、健胃作用などの効能もあるのです。氷砂糖の甘さは疲労回復にも効果があるので、まさにカロリーメイト。補給を少しでも楽にするために生まれて、上杉謙信や武田信玄が価値を感じて活用していました。
その兵糧丸の開発に、特に力を入れていたのが忍者です。諜報活動のためには、軽量な携帯食は必須でした。また、最低限の補充で最大限の栄養効果を得る必要があります兵糧丸の材料は、薬用人参・そば粉・小麦粉・山芋・甘草・ハト麦・もち米・酒などとにかく多彩です。これを食べれば飢えを凌げたと言います。
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過去の歴史書から味を完全再現
ふるさと納税における兵粮丸は、駿河国の山本勘助の著書「老談集」の中の『兵糧丸』を、分量・材料を全く同じ状態で作ったものです。材料は、もち米 ・うるち米 ・蓮肉 ・山薬 ・桂心 ・ヨクイニン ・人参 ・氷砂糖が使われています。それらの材料を粉末にして水で練り、直径1cmほどに丸め、団子にして蒸しています。書伝実物の忍者の携帯食を、当時の味で完全再現されているのです。全て手造りで作られているところもミソですね。
忍法帖料理・藤一水の商品券つき
ふるさと納税で『兵粮丸』を購入すると、『忍法帖料理』と呼ばれる藤一水の商品券がついてきます。藤一水は、忍者が食していた際の食事を現代風にアレンジして提供しているお店です。藤一水の代表的なメニューのひとつに兵粮丸があります。
【伊賀の教室情報】
・伊賀市 ゆめポリスセンター教室
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【講師】
日本書道芸術院 理事・審査員
石田 萬世(いしだ ばんせい)