書道家・石田萬世による「伊賀と都島の楽しみ方」

伊賀市在住の書道家による伊賀市と大阪府都島の紹介ブログ

伊賀市在住の書道家が伊賀市を簡単に紹介!歴史から住みやすさまで

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こんにちは。日本書道芸術院の理事・審査員の石田 萬世(@bansei_info)です。
今回は、伊賀市の概要について、幅広く紹介します。

伊賀市は、2018年版全国「若者が住みたい田舎ランキング」の東海エリアで第5位にランクインしています。私が伊賀に引っ越してきた1991年とは、大きく異なっているのです。そんな変化も加えて紹介できればと考えています。

この記事では、伊賀市の立地環境や歴史、市町村史を説明。次に、天気や暮らしやすさなど、伊賀に30年ほど住んでいる住民の視点から解説しています。
もし、伊賀について調べているのであれば、参考にしてください

jmty.jp 

1.伊賀市は名古屋・大阪どちらにも行きやすい

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伊賀市は名古屋・大阪どちらにも行きやすいので、適度に田舎暮らしをしたい人にとっては便利な地です。
伊賀市は、三重県の北西部にあります。ちょうど奈良県滋賀県京都府に接している中間地点です。また。大阪や名古屋ともちょうど真ん中くらいに位置しているので、大阪と名古屋、どちらにも行きやすい立地となっています。ちなみに、どちらも車で1時間くらいです。車を持っていると、とても便利な立地環境ですね。電車では、伊賀神戸駅から行くと大阪にも名古屋にも行けます。大阪では1本でいけますが、名古屋にいくには乗り換えが多く、1時間半以上かかります。

2.伊賀は伊賀国造が起源

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伊賀は、律令以前からある伊賀国造が起源です。垂仁天皇の皇子・息速別命(いこはやわけのみこと)が作ったと言われています。その後、飛鳥時代令制国設置に伴い、伊勢国が成立し、680年に伊勢国から分立して伊賀国となったのです。伊賀国は、阿拝郡、山田郡、伊賀郡、名張郡の4郡からなる地となりました。中世では地侍による自治が進んでいましたが、織田信長により制圧。伊賀忍者の起源は中世からと言われています。江戸時代以後、伊賀国一帯は伊勢津藩の領土となりました。
1871年8月、廃藩置県によって津県の管轄になるも、翌年に第1次府県統合により安濃津県の管轄とります。同年4月に、安濃津県が三重県と改称し、伊賀市は、現在に至るまで、三重県の管轄下に置かれています。

3.伊賀市になったのは2004年から

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市町村が合併し、伊賀市になったのは2004年からです。
伊賀市以前は、それぞれ上野市・伊賀町島ヶ原村阿山町大山田村・青山町の6市町村から構成されていました。1998年に、伊賀市設立についての議員の会が発足し、市町村合併が進められたのです。当初は名張市伊賀市に加わる予定でしたが、住民投票によって反対されたため、その話は立ち消えました。その後は6市町村で法廷協議会を設立し、2004年11月1日より伊賀市が誕生したのです。

4.夏は蒸し暑く冬は寒い盆地

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伊賀市の天気・気候は、夏は蒸し暑く、冬は寒いと、いわゆる寒暖の差が激しい地域です。朝と夜の気温差も大きいとされています。曇りが多い地とされていますが、冬は晴れが多いです。ただし、冬はかなり寒いので、暖房設備が整っていない部屋だと、かなり生活がつらくなるかと思われます。名張市民からは、伊賀は三重の北海道と言われているそうです。1年を通して、おおよそ-0℃から31℃まで変化し、-4℃未満、34℃以上になることは、ほとんどありません。

5.暮らしやすさは向上中?

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現時点では、伊賀市は車があれば暮らしやすいです。また、昨今ではインターネットの普及で情報も入手しやすくなりました。

車があれば暮らしやすい

伊賀市は、車があれば暮らしやすいです。上述した通り、大阪や名古屋ともアクセスがよく、京都にも行きやすいです。ただ、交通機関自体はそれほど発展しておらず、車を運転できなければ、かなり生活しにくい場所でしょう。電車・バスの本数は少なく、通勤や通学に向いているとは思えません。島ヶ原村阿山町・大山田あたりに住んでいる場合は、車がなければ餓死するかもしれません。しかし、最近ではゆめが丘付近が住宅地として発展しており、徐々に住みやすくなっているのではないかなと思います。

インターネットの普及で住みやすさが上がった

インターネットが流行る前からこの地に住んでいると、ここ数年ですごく変わったなという印象です。
ほんの10年前まで、伊賀で求人を探すにしても、美味しい店を探すにしても、病院を探すにしても、自分の目や知人からの口コミ、紙媒体のローカル情報紙を見るしかなかったように思います。
今では、「伊賀タウン情報 YOU」「伊賀市移住交流ポータルサイト iga-style」「だーこ」など、さまざまな手段で伊賀市の情報を知れます。伊賀市が住みやすくなっているのは、こういった情報のお陰と言えます。当ブログでも、これらのサイトを今後紹介したいと考えています。
参考までに、リンクを貼っておきますので、見てみてください。
伊賀タウン情報 YOU様
https://www.iga-younet.co.jp/
伊賀市移住交流ポータルサイト iga-style様
http://www.city.iga.lg.jp/style/index.html
だーこ様
http://blog.livedoor.jp/dacolabo/

6.まとめ

伊賀市は名古屋・大阪どちらにも行きやすいので、適度に田舎暮らしをしたい人にとってはオススメです。
伊賀の歴史は、1500年以上あります。まだまだ掘り下げる必要があるので、また別記事で書いてみる予定です。
市町村が合併して伊賀市になったのは、2004年からです。当初は名張市伊賀市に入る予定でしたが、住民選挙の結果から、名張伊賀市には入りませんでした。
伊賀市の天気・気候は、夏は蒸し暑く、冬は寒い盆地気候です。特に冬場はしっかりと寒さ対策をする必要があります。
伊賀市は、交通の便があまりよくないので、車がないとまだまだ生活しにくい市であるといえます。しかし、昨今ではインターネットの普及で、情報サイトも多く、求人や空き家情報、その他イベント情報なども入りやすいです。これから徐々に住みやすくなってくるのではないかなと思っています。

今回はまずは、幅広く概要から説明しました。今後は、より深く各論的に紹介していきます。
引き続き宜しくお願い致します。
萬世

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【講師】
日本書道芸術院 理事・審査員
石田 萬世(いしだ ばんせい)